ドライフルーツの作り方!天日干しでも作成可能?

「ドライフルーツが食べたいけど、砂糖が大量に使われている市販品は避けたい」
「家にある余った果物を、ドライフルーツに加工したい」

というお悩み解消に向けドライフルーツの簡単な作り方を解説します。

※ドライフルーツに含まれる亜硫酸塩についての解説は、以下の記事参照
関連記事:ドライフルーツに入っている漂白剤(亜硫酸塩)は怖い?除去方法は?

ドライフルーツを自宅で作るには、大きく分けて3つの方法があります。

  1. 方法①天日干し(フルーツをカットして、干す)
  2. 方法②電子レンジで作成
  3. 方法③フードドライヤーで作成

順に解説します。

ドライフルーツを天日干しで作る方法

ドライフルーツは、とくに機械を使わなくても太陽の光のみで作れます。具体的な作成方法は、果物を薄く切ったあと、ザルなどに乗せて約2~3日、太陽の光にあてて干すだけ。

果物を薄くカットして干すため、強風の日や雨が降りそうな日は避けて干しましょう。天気予報で、なるべく晴天が続きそうな日を選んでください。

太陽のチカラを借りてドライフルーツを作るので、コスパよく作成できます。

ドライフルーツを電子レンジで作る方法

「天日干しもいいけど、雨や風が心配」「虫が寄ってきそうで怖い……」という場合は、電子レンジを使ったドライフルーツ作成もおすすめです。

電子レンジでドライフルーツを作るには、カットした果物の表面についた水分をあらかじめキッチンペーパーなどでふき取ってから、電子レンジ2~3分。電子レンジ中に果物から水分が出る可能性があるため、キッチンペーパーで水気をふき取りながら加熱を繰り返します。

電子レンジを使えば天日干しよりも時短でドライフルーツが完成しますが、電気代がかかる、キッチンペーパーで水分をこまめにふき取る必要があるなど、手間は少し増えてしまいます。

ドライフルーツをフードドライヤーで作る方法

天日干し、電子レンジ以外では、市販されている「フードドライヤー」を使えば、簡単にドライフルーツが作れます。

フードドライヤーは、その名の通り食品を乾燥させる調理器具。魚、野菜、ハムなどを乾燥させて料理に使う、といったアレンジに使われますが、フードドライヤーを使えば簡単にドライフルーツが出来上がります。

ただ、一般のご家庭でフードドライヤーを常備しているケースは稀で、1台あたり5000円以上はする、使わないときは場所を取る……などのデメリットもありますので、よく吟味した上でご購入を検討ください。

※どの作成方法でも、思ったより簡単にドライフルーツが作れます!りんご、みかん、バナナ、レモン、パイナップル、いちご、ブルーベリーなどなど、どんな果物でもOK。果物の乾燥時間を早め、うまく仕上げるには、なるべくフルーツを薄く切ると良いでしょう。